09/14~09/15
Machine:Z900RS
Class:IRON EXPERT
No:30
Race
24.09.15
1:05.582 Fastest Lap
Qualifying
24.09.14
1:05.562 Fastest Lap
9月14日(土)、15日(日) に熊本県HSR九州で開催された「鉄馬 with βTITANIUM」において、アイアンスポーツエキスパートクラスに
参戦したMORIWAKI RACINGは、セミファイナル/ファイナルの大接戦を制し、完全優勝を達成しました。
熱戦を繰り広げ本大会を大いに盛り上げたエントラントの皆様、大会運営に携わった鉄馬実行委員会の皆様、HSR九州関係者の皆様、お疲れさまでした。
炎天下の中、現地で応援いただいたファンの皆様、SNSを通じて応援いただいた皆様、多大なる支援をいただいたスポンサーの皆様、
本当にありがとうございました。
優勝の報告をさせていただくとともに、本大会に関わった全ての皆様にあらためて感謝申し上げます。
Shogo Moriwaki
昨年はケガにより参戦を見送った鉄馬に、今年は再び戻ってくることができたことを、心から嬉しく思います。いつも温かく迎えてくださる鉄馬の関係者やファンの皆様、そしてライダー仲間と共に過ごしたこの週末は、素晴らしい時間となりました。
今回のレースに向けて、現在開発中の二つのプロトタイプを持ち込みました。その一つが、新たに開発した4-2-1集合のエキゾーストシステムです。現行の4-1集合に比べ、中速から高速域での特性変化を狙ったもので、シャーシ上では十分な結果が得られていましたが、実走での試みは今回が初めてでした。結果としては、良好なパフォーマンスを確認でき、特に「BLADE」の特性であるエンジンブレーキの緩和が、さらに乗りやすさを感じさせてくれました。このレース用フルエキゾーストの市販化に向け、今後も点火時期や燃調などのデータ収集を進めていきたいと考えています。
もう一つは、ナイトロン製のリアショックです。こちらは、ブレーキング時の車体姿勢を安定させるために、トップアウトスプリングを装備したモデルです。狙い通り、ブレーキング時のスタビリティ向上を確認でき、大きな期待が持てる結果となりました。
セミファイナルでは、大会進行の都合で2周が減算され、3周でのレースとなりました。過去最高のスタートを切ったと思ったのですが、ライバルの植垣選手のスタートには及ばず、2番手で1コーナーにエントリーしました。各周回で勝負所を抑えられ、最終ラップの最終コーナーまで決定的なアクションが取れませんでしたが、最後のブレーキングでなんとか前に出ることができ、無事ゴールを迎えました。
ファイナルでは、スタートに失敗し、3番手で1コーナーにエントリー。その後、バックストレートエンドで2番手に浮上しましたが、ハードブレーキングでレコードラインを外してしまい、植垣選手との差が広がってしまいました。セミファイナルでの接戦もあり、ファイナルでは隙を見せない植垣選手に対し、なかなかパッシングポイントを見つけられずにいました。体調が万全でなく、ロングラップへの不安があったため、早く前に出て自分のペースに持ち込みたいと考えていました。中々前に出れず、タイミングを見計らっていたところ、新しいエキゾーストの特性が3コーナーでの立ち上がり加速にアドバンテージをもたらしてくれていたのを確認できたので、ここしかないという決意で勝負に出ました。
ゴールまでは、抜き返されたら仕方がないと覚悟しつつ、全力を尽くしました。植垣選手の走りは年々洗練され、今回から同じピレリタイヤに変更されたことで、彼のウィークポイントも少なくなり、最終ラップまで非常に熾烈なバトルとなりました。
HSR九州まで足を運んでくださった皆様、たくさんの声援を本当にありがとうございました!来年の鉄馬でも勝利を目指し、日々の努力とマシンの進化を続けていきます。今後も変わらぬ応援をよろしくお願いします。
2023年鉄馬FESTIVALに向けて神戸港を出発しました!今回も「さんふらわあ号」にて九州大分港へ向かいます。美しい夜景と綺麗な船内!瀬戸内海での船旅は是非「フェリーさんふらわあ」がおすすめです!週末の天気が気になると