PIT SUZUKAに「1983 YOSHIMURA MORIWAKI GSX1000」展示
ベースエンジンは「スズキGSX1000Sカタナ」。
ヨシムラチューンのDOHC4気筒4バルブエンジンをモリワキ製のアルミダブルクレードルに搭載した、まさにドリームマシン。
ライダーは1980年の鈴鹿8耐でヨシムラを優勝に導いたグレーム・クロスビー(ニュージーランド)と新星ロブ・フィリス(オーストラリア)。
予選ではクロスビーがみごとポールポジションを獲得したが、決勝ではエンジントラブルに見舞われ、結果13位でレースを終えた。
【1987 ヨシムラ・スズキGSX-R750】
1987年の鈴鹿8耐にヨシムラは2台体制で臨んだ。
世界ロードレース選手権最高峰のGP500クラスで後年世界チャンピオンに輝くケビン・シュワンツ(アメリカ)と
国内のエースライダー大島行弥組(#12)に期待がかかったが、レース序盤にエンジントラブルでリタイア。
一方、セカンドチームのギャリー・グッドフェロー(ニュージーランド)/高吉克朗組(#45)が
メーカーチームなど強豪を尻目にレース中盤にトップに立ち、
’78、’80年に続く3度目の鈴鹿8耐制覇が期待されたが、ラスト5分で周回遅れと接触し、転倒。
それでもなおゴールを目指して再スタート。2位でチェッカーを受けた。
サーキットにつめかけた143,000人の観衆からは鳴りやまぬ歓声と拍手が巻き起こり、彼らを包んだ。
今なお語り継がれる劇的なレースを演じたマシン。
2.展示期間
7月10日(水)~8月30日(金)
※都合により、変更の可能性あり
3.展示場所
新名神高速道路 鈴鹿パーキング内「PIT SUZUKA」
4.入場料:無料
※新東名高速道路から来場の方は高速道路料金がかかります。
※一般道から来場のお客様はぷらっとぱーく(無料駐車場)をご利用いただけます。
5.問い合わせ先
NPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会 TEL 080-4537-20056.
■展示車についてもっと知りたい方はこちら
雑誌「日本のバイク遺産 ヨシムラとモリワキ」
モーターマガジン社
https://www.motormagazine.co.jp/_ct/17379328#yoshimur
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