ここでは、少しでもモータースポーツに興味を持っていただいた方に、サーキットを走る為にはどのようにすれば良いのか、レースに参戦する為にはどうすれば良いのかを紹介したいと思います。

モータースポーツ/レースとは素晴らしい世界です。そして、子供の遊びではなく、完全にオトナの世界です。レースは膨大なエネルギーを使います。このエネルギーとは、オートバイは勿論お金や時間も含まれます。また、危険な事を自分から望んで行っている事を自覚する事が必要です。

しかし、モータースポーツ/レースという環境は、必ずあなたを成長させてくれるはずです。この喜びを出来るだけ多くの人と分かち合いたいと考えています。このページをきっかけに、モータースポーツの仲間が増える事を楽しみにしています。

1985年7月に発行された「THE MORIWAKI BOOK」。

森脇護がレースを目指す人たちに、より良い練習を、安全で充実したレースをしてもらいたいとこの本を製作しました。
レースに関わる皆さんへ、まずこの一文を読んでいただきたいと思います。

君たちに不可能はない

これを読み始めた君たちは、すでに当事者だ。何の当事者かというと、すべての物事に対して何でも出来る可能性を持ってスタートした当事者だ。

オートバイに乗るという事、レースに出るという事、マシンをチューニングするという事、仲間が出来るという事、勉強するという事、人間として成長するという事。すべてに可能性を持った素晴らしい人間。それが今の君だ。走るという事、工具を持つという事、考えるという事。オートバイに乗った瞬間から、レースに出た日から、君は確実に成長している。刻々と一日一日。昨日の君と、今日の君は違う。君は、鈴鹿のコースレコードを作れる。君は、世界チャンピオンになれる。もう少し正確に言うと、その可能性を持っている。可能か不可能か。不可能と言った瞬間に、君に世界チャンピオンになる可能性は無くなる。可能だといったら本当に可能性は、ある。夢ではなく現実に可能性は、ある。今の君には出来ないかもしれない。

しかし、5年後、10年後は誰も知らない。だからこそ、君に可能性はある。いつチャンピオンになれるのか、可能性は何%なのかという質問に答える必要は無い。その質問自体が間違っている。君はただ目標に向かって努力を続ければいい。結果を急いではいけない。何かトライしたからといって、すぐに結果が出るとは限らない。明日分かるかもしれない。1年後、10年後かもしれない。レースであれば、レースをやめた後にその答えが分かるかもしれない。

君には時間がある。
努力をする、トライをする、考える、時間がある。君はまだ若いから、可能性を持って物事を行うだけの時間がある。レースだけではない。勉強だけではない。全てに対して大切なのは「考え方」だ。不可能は無いと言う考え方だ。そして、どうしたら可能になるか、出来るようになるかを考える事だ。オートバイという乗り物、レースという世界、そしてそれらを取り巻くすばらしい自然は、君を成長させてくれる。楽しむという事、苦しむという事、行動するという事、考えるという事、好きだという事、若いという事。

「君に、そして君たちに不可能はない」

森脇 護

サーキットを走る為には、まず「サーキットライセンス」を取得する必要があります。 各サーキットによってライセンス取得金額や講習方法が違います。まず第一歩として自分が走りたいサーキットのライセンスを取得しましょう。排気量によって取得ライセンスが違う場合がありますので注意してください。(MD250は250ccです)また、レースに参戦されたい方はMFJライセンスも必要です。サーキットライセンス講習時に、同時にできる場合がありますので、各サーキットにて問い合わせ下さい。

MD250シリーズは、皆さんが御世話になっているオートバイ屋さんからご注文を頂く方法と、直接モリワキよりご購入いただく方法があります。「自分で整備するのはちょっと・・・」「教えてもらいながら整備を勉強したい」という事であれば、お世話になっているお近くのオートバイ屋さんからご注文頂いた方が良いかもしれません。
MD250は純レーシングマシンです。ストリートバイクよりメンテナンスサイクルが短い為、整備の場所等も検討しておきましょう。サーキットを走る為にはバイク以外に装備品も必要です。ヘルメット、ツナギ、ブーツ、グローブ等々も用意してください。
もちろん、分からない事があればMORIWAKIまで御電話いただいても結構です。
ここまで準備が出来たら、後は各サーキットで存分にオートバイを楽しんでください。徐々に速くなり、自信が付いてきたらレースに参戦してみましょう。