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RIDER

  • 名前 高橋 裕紀
    出身 埼玉県
    誕生日 1984年7月12日
    ゼッケン 72
    参戦クラス JSB1000
  • 名前 清成 龍一
    出身 埼玉県
    誕生日 1982年9月23日
    ゼッケン 23
    参戦クラス JSB1000

RACEREPORT

Round.2 SUZUKA / JSB1000

Round.1 MOTEGI / JSB1000

4月8日(日) 決勝レース
決勝レース2。高橋裕紀5位フィニッシュ、清成龍一はリタイア。

RELEASED:2018.04.08

2018全日本ロードレース開幕戦「SUPERBIKE RACE in MOTEGI」決勝レースが開催された。前日までの冷たい雨から一転、空気は冷たいが鮮やかな青空が広がる天候となった。
朝のフリー走行、清成は1分50秒432で4番手、高橋は1分51秒257で9番手につけて最後の確認を行った。
 迎えた決勝レース2。予選5番手の高橋はスタートで上手く飛び出しオープニングラップを3 番手で通過する。清成は9番手。絶対にケガができない高橋は攻めながらも右肩に負担がかからない走りを心がけ6周目に1分50秒018のベストタイムを出し 50秒前半のタイムで周回していたが、タイヤのエッジグリップ不足への対応を考えながら走行している間に5番手のポジションとなる。
清成は7周目に1分49秒台に入れるとその後も49秒台を連発、12周目に高橋をかわして5番手に浮上する。清成、高橋のMORIWAKI MOTUL RACINGが2台で走行を重ねたが清成は18周目の5コーナーでフロントから切れ込んで転倒、残念ながらそのままリタイアとなる。
高橋はエッジグリップ不足へ対応する走り方をみつけた後はラップタイムも安定して走行を重ね5位フィニッシュ、レース1の4位フィニッシュに続き上位入賞を果たした。

次戦はモリワキのホームコース鈴鹿サーキット。「レースの回数が多ければその分データを多く集積できるのでマシンの開発にとっては良いこと」という高橋の言葉の通り、もてぎ大会で見えてきた課題をチーム一丸となって解決して鈴鹿での活躍を誓う。

高橋選手コメント
「完全なドライコンディションとなり身体への負担が懸念されたのですがスタートが上手くいってヤマハさん2台のすぐ後ろを走ることができたのですが、途中でタイヤのエッジグリップが減ってきてペースを上げることができず、走り方を探っていたときに渡辺一樹選手(スズキ)と渡辺一馬選手(カワサキ)に抜かされ、清成選手にも抜かれてしまいました。このままズルズルと落ちていくしかないのかな、と思っていたところでタイヤの使い方とバイクの走らせ方が見つかってタイムをキープする事ができました。
清成選手の転倒は残念でしたが終わってみればドライコンディションで3位表彰台争いに絡めるところまで来られたので、正直昨日のレース1よりも今日のレース2の方が手応えを感じました。
この身体の状況でチームもよくしてくださいましたし、ピレリタイヤさんも最後まで機能するタイヤを用意してくれたのでベストを尽くせたと思います。当然、悔しい気持ちもありますがそれは次戦以降に持ち越したいと思います。完全ドライでこの結果は今後に向けて良い材料になると思うのでチームと共にさらに詰めていきたいと思います」

清成選手コメント
「転倒は完全に自分のミスです。チームに申し訳ないことをしてしまいました。レース2を走って行く中でフロントが切れ込みそうになることは何度もでてきたので“リスクは避ける”“安全な方法で抜く”ことを考えていました。前を走る渡辺選手(カワサキ)とラインを合わせて後ろから弱いところ強いところを見極めながらどのタイミングで、何処で抜こうかを考えながら走っていたときに5コーナーを少しワイドなラインからインに入っていったら曲がり方が変わってしまい転倒してしまいました。フロントが切れると認識していながらの転倒なので完全に自分のミスです。
実はレース前は少し不安でした。ライダーとしてガチに勝負できるのか、昨日3位表彰台だったので今日も(表彰台)と思ったり、いろいろと考えてしまいました。しかしトップからは離されはしましたがドライでもあの位置で走れることがわかったのが収穫でした。
転倒したことは(自分に対して)腹が立ちますがそれ以外はとてもポジティブです。ピレリタイヤさんもドライ路面で最後まで機能してくれましたし、すごく良くしてもらいました。ドライコンディションで長い距離を走れたので良いデータがとれました。これを次戦鈴鹿以降に活かしたいと思います」

4月7日(土) 公式予選・決勝レース1
全日本ロードレース開幕。 レース1で清成龍一3位表彰台、高橋裕紀4位入賞を果たす!

RELEASED:2018.04.07

 全日本ロードレース開幕戦が栃木県・ツインリンクもてぎで開催された。今シーズンは全クラスがここツインリンクもてぎで開幕する。
今シーズンのMORIWAKI MOTUL RACINGは昨年同様、高橋裕紀と清成龍一の2台体制で臨む。昨年10月に早々に参戦体制を発表。森脇緑チームマネージャーは「オフシーズンから同じ布陣で、更なる高みとチーム/ライダー/車両の熟成を目指し、MORIWAKI MOTUL RACINGの2018年シーズンを戦う決意を表明したかった」とその理由を語った。高橋は「いち早く準備かができるので早い段階で来季の体制が発表されるのはライダーとしては嬉しいこと。確実に結果を残すため、さらに努力していく」とコメント。清成は「JSB1000優勝、鈴鹿8時間耐久優勝という目標に向かって走り始めたがまだ達成できていない。挑戦は続くが、諦めるつもりはない。モリワキと共に成長したいと思っている」とコメント。モリワキスピリットを継承している二人のライダーで今シーズンも更なる高みを目指す。

 マシンは昨年モデルチェンジしたHonda CBR1000RRをモディファイした「Honda CBR1000RR モリワキ改」にピレリタイヤのパッケージを継承する。昨年の岡山大会で高橋が3位入賞するなどシーズン後半から徐々にそのポテンシャルを向上させてきたマシンをこのシーズンオフにさらに開発を進めた。

 開幕戦は通常よりも一日早い木曜日からレースウィークが始まり特別スポーツ走行が行われた。高橋が1分50秒189のベストタイムで総合3番手タイム、順調にマシンセッティングが詰まってきていることを窺わせる。清成も1分50秒286のベストタイムで総合5番手。1本目の走行では2番手タイムを出して周囲を驚かせた。

翌金曜日のART合同走行。木曜日は好天だったが夜に雨が降り、JSB1000クラス1本目の走行の頃から路面が乾き始める。高橋も清成も様子をみながら高橋10周、清成8周の走行。清成が49 秒台に入れる1分49秒587で3番手、高橋は1分50秒603で4番手につける。午後に行われた2本目は完全にドライ、しかし風が強く吹くコンディション。二人ともタイム更新を果たし清成が1分49秒242で総合3番手タイム、高橋は1分50秒050で総合7番手につけた。

 迎えた公式予選、天気予報は曇りであったが朝から雨。JSB1000クラスの予選が始まる9:30頃には止むと思われたが雨は止まずウェットコンディションの中で45分間の計時予選が開催された。
今大会は2レース制のため、各レースのグリッド決定方法が今までとは違う方式が採用された。決勝レース1のグリッドは、各ライダーのベストラップタイムにより決定する。 決勝レース2のグリッドは、各ライダーのセカンドラップタイムにより決定する。
このウィークに入って初めての雨。午後のレース1もウェットコンディションが予想されるため各車セッティングを確認しながらの走行となる。開始早々、清成がリーダーボードのトップに立ち、7周目に2分00秒822のベストタイムを出す。タイムを削りに行った矢先に90度コーナーでハイサイド転倒を喫してしまう。口の中を切るケガを負ったがレースには出場できる状態であった。
 高橋は昨年末に古傷の右肩の手術を行った。開幕までには回復する予定だったが事前テストで悪化させてしまい実は満身創痍でもてぎ入りした。高橋は2分00秒556、2分00秒010とタイムを詰めていき最終ラップに2分を切る1分59秒075をたたき出しレース1の4番グリッドを獲得する。清成は10番グリッド。
各ライダーのセカンドラップタイムで決まるレース2のグリッドは高橋5番手、清成は10番手スタートとなる。

 公式予選から約3時間半後の午後2時、レース1決勝がスタート!
高橋は4番手で第1コーナーに進入しオープニングラップを4位で通過。清成はスタート直後のトラフィックに巻き込まれ9番手でオープニングラップを通過する。

高橋はプッシュしながらも絶対に転倒できない我慢の走りで次第に路面が乾いていくなか、1分56秒、54秒と徐々にペースを上げて行く。
このコンディションは自分たちに有利に働くと感じた清成は「序盤に勝負をしかけよう」と3周目にはトップより3秒も速い1分54秒7で周回、4周目のヘアピンでついにトップの中須賀選手(ヤマハ)をかわしてトップに浮上する!モリワキが最高峰クラスに復帰してから初めて決勝レースでトップに立った。しかもその後5周もの間リーダーボードのトップに立ち続けた。
しかし、11周目の4コーナーであわやハイサイド、なんとか堪えて転倒は免れたが2番手に後退してしまう。
清成は20周目に1分51秒612のベストタイムで周回するも21周目に高橋巧選手(ホンダ)にかわされるが3位表彰台を獲得した。高橋は18周目に1分52秒443までタイムアップを果たし4番手を死守、4位入賞を果たした。

4月とは思えない寒さの中、ところどころウェットパッチが残る難しいコンディションでMORIWAKI MOTUL RACINGは3位、4位を獲得した。明日はレース2が行われる。チームとライダーは今日の課題を抽出し明日のレースに万全の体制で臨む。

高橋選手コメント
「開幕2連戦に向けて木曜日からバイクのセットアップを出すと言う点においては良かったです。実は昨年の最終戦直後に右肩の手術をしました。よく脱臼する癖がついていたのですがそこをキチンと治そうと手術を決めました。手術自体は成功したのですが事前テストで悪化させてしまいました。未だに右肩は思うように使えませんがチームと病院のバックアップのおかげで開幕戦に臨むことができました。幸いにしてこのレースウィーク中にさらに悪化することはありませんでした。今大会は絶対に転ばないこと、を念頭にポイントを取れれば良いかな、と考えていたので、この4位と言う順位は素直に嬉しいです。反面、この位置にいられるという事はトップ争いに絡みたいと言う欲も出てきますのでその意味では悔しくもあります。
但、現状の中で最大限の力を発揮して闘っていくので、優勝は狙いますが身体を悪化させることなくベストを尽くしたいと思います。ピレリタイヤさんもすごくフィーリングの良いタイヤを用意してくれましたので昨年よりもワンランク上の位置でマシン開発ができている気がします。
今日のレースはこのコンディションにタイヤもチームも救われた部分はあると思います。明日はドライコンディションが予想され、身体にも厳しいレースが予想されますがチーム一丸となってベストを尽くして頑張ります。」

清成選手コメント
「シーズン前のテストでは自分が感じるスピードとタイムが合致せずフィーリングが良くなかったのですが、そこからチームが緊急にパーツを造ってくれたり必死にアジャストしてくれたので木曜日の乗り出しからすごくフィーリングが良かったです。今日の予選は雨だったのであまり自信はなかったのですが最低でも3列目には入ろうとプッシュし続けました。タイムを出したあとタイヤのフィーリングやセットの確認をしている矢先にハイサイド転倒をしてしまい、チームが決勝レーススタートギリギリまでマシンを修復してくれました。スタート直後のハーフウェットは嫌でしたがドライでもウェットでもどちらでもいける心づもりでスタートに臨みました。自分のスタイルでもありますが序盤ペースを上げやすいパッケージなので、このコンディションだったら序盤に勝負して抜け出せたらトップに立とうと考えていました。実際にそうなったら頭の中が真っ白になりましたが(笑)、あそこで勝負仕掛けずに後ろについていったとしても今の自分たちのマシンでは離されるのはわかっていたので思い切ってプッシュしました。トップ争いは楽しかったです。こんなトップ争いが今後もできるようにチームと一緒に頑張りたいと思います。4コーナーのハイサイドは自分でも驚くくらいよく戻れたな、と思いました。一日に2回もハイサイドをしたくなかったので。タイヤも後半グリップダウンすることはするのですがその状況の中でもチカラを発揮できたのはピレリタイヤさんの頑張りだと思います。
明日も今日みたいに序盤からガンガンに攻めてトップ争いに絡みたいと思いますが、スタート位置が4列目なので先ずはスタートに集中して決めたいと思います。」