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データ
レース:2016年 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第9戦 SUPERBIKE RACE in SUZUKA
クラス:J-GP2
予 選:11月5日(土曜日) 2番手
決 勝:11月6日(日曜日) 2位
天 候:予選/晴れ  決勝:晴れ
場 所:鈴鹿サーキット(1周=5,821m)

11月6日(決勝) - 日浦大治朗、2位表彰台で今シーズンを終える

全日本ロードレース最終戦「MFJ GRAND PRIX SUPERBIKE RACE in Szuzuka」の決勝レースが行われた。
このレースウィークは天候に恵まれ、絶好のレース観戦日和となった。モリワキレーシングの地元開催とあって朝から大勢のモリワキファン、関係者が鈴鹿サーキットに集まった。日浦は決勝レースに向けたアジャストを行い朝のフリー走行で最終確認を行った。

 午後2時、決勝レーススタート!スタートを上手く決めた日浦だったが関口太郎選手に先行を許してしまい、2番手でオープニングラップを通過する。2周目に上和田拓海選手、水野涼選手にかわされて4番手まで後退するが4周目には再び2番手に復帰する。しかし、その間に関口選手にその差を広げられてしまう。
日浦は予選後のコメントの通り2分11秒前半のラップタイムで周回、8周目には10秒台の2分10秒997のベストタイムに入れて猛追をかけるも、関口選手のペースが想定以上に速くそのまま2位でチェッカーを受ける。

シーズン前半、思うようなレース展開ができずに苦しんだ日浦であったが、岡山大会後のアジアロード選手権インド大会参戦からマシンセットの方向が決まり最終戦鈴鹿で2位表彰台獲得の成績を残せた。
またMD600サポートチーム”Team 高武 RSC”の作本 輝介選手が3位表彰台を獲得し、2位3位をMORIWAKI MD600の車体が表彰台を獲得。

この良い流れのままオフシーズンでさらにマシン・チームを熟成させ、来シーズンの更なる活躍を期待したい。

日浦選手コメント
シーズン序盤の不調からみれば2位表彰台はすごく良い結果だとは思うのですが、今回は地元開催と言うこともあり、“勝ちに行きたい”と強く思ったレースだったのでとても悔しいです。スタートは2番手で悪くなかったのですがそのあと(井上選手と水野選手に)抜かれて集団の中に入ってしまい、そこから抜け出すのに時間がかかってしまい、その時には関口選手がかなり前に離れてしまったのが一番の反省点です。
レース前半は11秒前半から10秒台に入れ、レース後半でも11秒中盤で走れていたのですが、自分の想定よりも(関口選手の)ペースが良かったので追い付くことができませんでした。
ウィークを通してセクター1がやや遅いのが課題だったのですが、そこを上手くまとめることができず抜かれてしまったことも反省点です。
今シーズンは開幕の筑波から上手く回らず転倒や良い走りができなかったりだったのですが、(アジアロード選手権)インド大会に参戦してから気持ち的にも吹っ切れて、今回の鈴鹿でもウィークを通して初日から良い走りができたと思っているので、来年はこの感触を忘れずにシーズン最初から良い走りができるようにこのオフシーズンに自分自身を含めて調整したいと思います。
一年間のご声援をありがとうございました。」

DATA-2016.11.6 Race

11月5日(土) 予選 / 日浦大治朗、今シーズンベストグリッド、予選2番手から優勝を目指す

全日本ロードレース最終戦が三重県鈴鹿サーキットで開幕した。
最終戦はMFJグランプリとして開催され、木曜日の特別スポーツ走行からレースウィークが始まる。鈴鹿はモリワキレーシングの地元、日浦も最も得意とするコースである。それを裏付けるかのように日浦はレースウィークに入ってから好調さを見せる。前戦岡山はまさかのトラブルで悔しい結果となったが、その後にアジアロード選手権インド大会にスポット参戦した。そこでMD600のセッティングを好転されるヒントを得たと言う日浦はこのレースウィークに実践した。木曜日の特別スポーツ走行は2分12秒146のタイムで総合2番手につける。翌金曜日のART合同走行1本目はトップ、2本目は2番手の総合2番手で終え、タイムも10秒台に入れる2分10秒969まで上げてくる。

迎えた公式予選は朝から好天、この時期としては暖かく穏やかな予選日となった。J-GP2クラスの予選は午後12時25分から35分間で行われた。レースウィークに入ってからマシンのセットは大きく変えず決勝タイヤで周回を重ね2分11秒中盤でラップを重ね確かな感触を得た日浦は、ピットインしてタイヤを交換、最後のタイムアタックに出る。その最終ラップに2分10秒587の自己ベストタイムをたたき出して今シーズンベストグリッドの予選2番手を獲得した。スタートには自信があるという日浦、得意の鈴鹿サーキット、セッティングが詰まってきているMD600、明日の決勝レースはスタートから飛び出して今シーズンの有終の美を飾るべくライダーもチームも士気の高い状態で臨む。

日浦選手コメント
「2番グリッドは嬉しいですが、正直ポールポジションを狙っていたので残念です。レースウィークに入り、木曜日から全てのセッションでトップか2番手にいるので、明日の決勝レースはスタートから飛び出して前に出て集団を引っ張るようなレースで優勝を狙いたいです。
岡山の後にアジアロード選手権インド大会にスポット参戦して普段乗っているマシン(MD600)とは違うマシンに乗り、MD600にも応用できるセットの方向性を見つけられましたので木曜日から試しました。その結果毎セッションタイムが上がってきています。違うマシンに乗ったからこそわかったことなので参戦して見て良かったです。
鈴鹿は自分が得意とするコースなので、マシンがどんな状態でも行ける自信がありましたが、マシンのセットも詰まり、決勝用タイヤで2分11秒台中盤で走れることがわかったので、明日は11秒前半から10秒台に入るくらいのペースで走れれば、レースをリードできると思います。ここまでマシンのセッティングを詰めてくれたチームのためにも、応援してくれているファンの皆様のためにも優勝して有終の美を飾りたいと思います」

DATA-2016.11.5 Qualifying

データ
レース:2016年 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦 SUPERBIKE RACE in OKAYAMA
クラス:J-GP2
予 選:9月24日(土曜日)8番手
決 勝:9月25日(日曜日)15位
天 候:予選/晴れ 決勝/晴れ
場 所:岡山国際サーキット(1周=3.703km)

9月25日(決勝) - 日浦大治朗、まさかの失速、最後尾から追い上げ15位フィニッシュ

全日本ロードレース第8戦「SUPERBIKE RACE in OKAYAMA」の決勝レースが行われた。 太平洋上に発生した台風17号の遠い影響で湿った空気が流れ込み朝からどんよりとした曇り空となった日曜日。日浦は予選で変更した足廻りのセットは元に戻さずアジャストだけして15分間のフリー走行で感触を掴めた。

決勝レースは午前11時05分にスタートする予定であったが、スタート進行時に雨が落ち始めてスタートディレイ、ウェット宣言が出された。2周減算の17周でJ-GP2クラス決勝レースがスタート!日浦は8番グリッドから好スタートを切り5番手で第1コーナーに進入する。オープニングラップも5番手で通過、前を行く作本選手(ホンダ)を追う。

上位陣が1分33秒3〜5のタイムで周回する中で、日浦は3周目に1分33秒481のタイムで周回、調子を取り戻してそのまま追撃態勢に入った矢先のバイパーコーナーを立ち上がったストレート上で突然エンジンがストップ。何が起きたか一瞬わからなかった日浦は安全のためグリーン上にマシンを止めて、セルスタートを何回か回して後に再始動、コース復帰する。この時すでに最後尾。ここから日浦は追い上げを図る。エンジンはその後止まることなく徐々にペースも上がっていき9周目には1分35秒台に入れて、10周目には15位まで順位を上げた。

しかし、ここでトップを走る作本選手が転倒、その他にも転倒する選手が相次いだので再び赤旗掲示。そのままレース終了、10周時点での順位がリザルトとなり、優勝はモリワキのサポートチームであり、MORIWAKI MD600を使用するTEAM高武RSCの作本輝介選手が輝き、日浦は15位フィニッシュとなった。 今ひとつ噛み合わなかった岡山大会であったが日浦とチームは最終戦鈴鹿で有終の美を飾るべく準備を進める。

    

日浦選手コメント
「昨日は元に戻そうと思ったフロントのセットは変えなくても感触が良かったのでそのままで行く事にしました。決勝のスタートも決まり、オープニングラップを5番手で帰ってこられたので前半の運び方としては悪くなかったと思います。ラップタイムも厳しいのは厳しかったですがついて行けないタイムではなかったのでそこから追い上げるつもりでした。バイパーコーナーを立ち上がった先のストレート上で突然エンジンがストールしました。恐らく電気系のトラブルだと思うのですが、イグニッションをON/OFFさせてセルを回したらエンジンがかかり再スタートしました。このウィークで全く出ていなかったトラブルが決勝レースで出てしまいまい、この週末、岡山では「持っていなかったのかな」と思います。前戦モテギ、岡山と2戦続いて流れが良くなかったので、最終戦鈴鹿では良い流れを呼び戻せるように頑張ります。また、鈴鹿は地元ですので、マシンがどんな状態でも自分でなんとかできる自信はあります。」

DATA-2016.9.25 Race

9月24日(予選) - コンマ7秒の中に11台がひしめく混戦。日浦大治朗は予選8番手から決勝レースに臨む

全日本ロードレース第8戦が岡山県の岡山国際サーキットで開幕した。

前戦モテギ大会、これから追い上げる、という矢先に転倒と残念な結果だった日浦とチームは気持ちを切り替え、課題を抽出してひとつひとつ丁寧に潰しながら今大会の準備を進めてきた。

事前テストでは二日目に6番手タイムでまずまずの手応えを得てレースウィークを迎えた。今大会は木曜日に特別スポーツ走行枠が設けられたが生憎の雨。翌金曜日のART合同走行も1本目はウェット、2本目はほぼドライ路面、日浦は1分33秒356のタイムで総合7番手につける。

迎えた公式予選は朝から日射しが差し込む好天となった。しかし湿度が高く蒸し暑い予選日となった。J-GP2クラスの予選は午前10時50分から40分間で行われた。事前テストからレースウィークにかけてフロント周りのセッティングを変えていた日浦、予選の間も3回ピットインしてアジャストを行ったものの、今ひとつピッタリと決まらず思うようにタイムが伸びなかった。それでも1分32秒707とレースウィークベストタイムをたたき出し、昨年の予選よりも速いタイムを出している。今大会は、ポールポジションから11番グリッドまでのタイム差が0.754秒という大接戦。モテギではロケットスタートを決めた日浦。スタートを決めれば優勝争いに絡むチャンスは大いにある。

日浦選手コメント
「調子自体はそんなに悪くはないです。昨日からバイクのフロントセッティングを大きく変えてブレーキの安定性を出そうと試みたのですが上手くはまっていない感じです。明日の朝フリー走行は元に戻して走った感じを確認して決勝レースに臨みたいと思います。
モテギの反省を踏まえて臨んだ事前テストで良いところが見つかったのでそこを確認したかったのですが、昨日(金曜日)午後のドライ路面では上手く機能しなかったので、予選に向けてアジャストしましたがいまひとつ決まりませんでした。ですがひとつひとつ課題をつぶすことができています。予選のタイム自体には満足していませんが、(他のライダー達と)そんなにタイム差がないのでスタートでどこまで飛び出せるか、前回のモテギのようなロケットスタートを決めてトップ争いを演じたいと思います。」

DATA-2016.9.24 Qualifying

データ
レース:2016年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 MOTEGI 2&4 RACE
クラス:J-GP2
予 選:8月20日(土曜日) 8番手
決 勝:8月21日(日曜日) 14位
天 候:予選/晴  決勝/晴
場 所:栃木県 ツインリンクもてぎ(1周=4.801km)

8月21日(決勝) - 日浦大治朗、転倒するも追い上げて14位フィニッシュ、貴重なポイントを獲得する

 全日本ロードレース第6戦「TWINRING MOTEGI 2&4 RACE」の決勝レースが行われた。

天気の崩れが当初の予報より遅れて朝から真夏の太陽が照りつける好天となった。日浦は予選で変更したセットを元に戻して20分をフルに使って11周をラップ、55秒前半で行けるとの良い感触を得て3番手につけて朝のフリー走行を終える。決勝に向けたセットを決めた日浦はポジティブに決勝レースへ臨んだ。

 決勝レースは午後1時にスタート!日浦は8番グリッドから絶妙なロケットスタートを決めて4番手で第1コーナーに進入する。浦本選手(スズキ)の後ろにピタリとつけ、オープニングラップを4番手で通過する。朝のフリー走行で1分55秒前半で周回できると確信した日浦は、前を行く浦本選手を追い上げる。しかしS字コーナーで水野選手(ホンダ)にかわされ、V字コーナーをアウトから被せて水野選手を抜こうと仕掛けた矢先にフロントから切れ込んで転倒してしまう。
すぐに起こしてコース復帰するも翌周には最後尾26位まで後退してしまう。幸いにしてマシンとライダーにダメージが少なく日浦は淡々と前を行くライダー達をパスしていく。マシンのダメージが少なかったとは言え、朝のフリー走行で得た感触からは違ってしまい55秒台でラップすることができない。それでも13周目には1分55秒778のベストタイムで周回、14位まで順位を上げる。日浦はそのまま14位でチェッカー。

残念な結果ではあるが22周を走り切ることでデータを蓄積、7ポイントを獲得した。日浦とチームは次戦岡山に向けてさらにマシンを詰め、勝利を目指す。

日浦選手コメント
「朝のフリー走行20分間を良いペースで走り切ることができ、手応えを感じたので決勝レースも(1分)55秒前半で走れると思って臨みました。スタートは見事に決まって4番手までジャンプアップできました。先頭グループについていこうと思った矢先、水野選手を抜こうと大外から被せるラインを取ったのですがややオーバースピードで入ってしまいフロントから切れ込んで転倒してしまいました。すぐに再スタートできましたが転倒の影響もあり、ペースを上げることができずそのまま22周が終わってしまいました。マシンを仕上げてくれたチームに申し訳なく思います。但、マシンが壊れることなく22周を走り切れたのでデータの収集ができたのが救いでした。残りの岡山、鈴鹿は(自分が住んでいるところから)近いサーキットなのでガンガン攻めていきたいと思います。」

DATA-2016.8.21 Race

8月20日(予選) - 日浦大治朗、明日の決勝レースで予選8番手から巻き返しを図る

 前戦SUGO大会から約2ヶ月のインターバルを置いて全日本ロードレース第6戦が栃木県のツインリンクもてぎで開幕した。

5月のもてぎ大会では思うようにセッティングが決まらず我慢のレースを強いられた日浦であるが、今大会の事前テストでサスペンションの好セッティングを発見、タイムも伸びていた。金曜日に行われたART合同走行、前日の雨から一転、真夏の太陽がジリジリと照りつけた。併せて今大会は四輪のSuper Formulaとの併催レース。四輪のラバーが路面に残り滑りやすくなると言われている。日浦は1本目に1分55秒363で6番手。2本目は決勝レースを見据えたロングランを行い1分55秒424で8番手。総合7番手で初日を終える。

 迎えた公式予選、台風の遠い影響か、時おり横殴りの風雨となる荒れた天候。しかしMFJ CUP JP250の決勝レースが始まる頃には雨が上がり、上空には青空ものぞいてきた。J-GP2クラスの公式予選が始まる頃にはところどころウェットパッチが残るもののほぼドライ路面。日浦もドライタイヤでコースイン。予選の序盤、日浦は3番手につける。

 路面コンディションが違うので事前テストで見つけたセットからバネレートを少しアジャスト、タイヤを交換せずに再びコースイン。2回目のピットインでタイヤを新品に交換してタイムアタックに入るが、コースインのタイミングが少し遅れてしまいアタックラップ2周しかできなかった。それでもこのウィーク最速の1分55秒014を出して予選8番手につける。明日の決勝レースは3列目からのスタートとなるが、調子が上向いて来ている日浦は8番手から巻き返しを図る。

日浦選手コメント
「最後のタイムアタックに入る際に時間の配分を間違えてしまい2周しかアタックできず、その少ない周回数の中でタイムを出せなかったのが今日の敗因です。54秒台には入れておきたかったし(54秒台に)入れる自信はありました。事前テストでサスペンションの良いセッティングを見つけましたが(金曜日は)四輪が走った影響や路面温度がかなり高かったので若干アジャストしました。昨日より路面温度が低くグリップ感はあっただけにタイムアタックで攻めきれなかったのが非常に残念です。でも非常にポジティブでいるので明日の決勝レースはドライでもウェットでもどちらでもいけるように万全の体制をとって臨みます。」

DATA-2016.8.20 Qualifying

データ
レース:2016年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 スポーツランドSUGO
クラス:J-GP2
予 選:6月25日(土曜日) 3番手
決 勝:6月26日(日曜日) 3位
天 候:予選/曇  決勝/晴
場 所:宮城県 スポーツランドSUGO(1周=3.737km)

6月26日(日) J-GP2クラス決勝レース 日浦大治朗、今季初の表彰台、3位入賞を果たす!

 宮城県:スポーツランドSUGOで開催された全日本ロードレース第5戦の決勝日は前日までの梅雨空が嘘のように朝から好天、爽やかな空気となった。前日の公式予選で今季最高位となる3番手グリッドを獲得するも、最後に転倒してしまった日浦大治朗、チームは懸命にマシンを修復、朝のウォームアップ走行を迎えた。各部を確かめるように走行を続けた日浦は1分31秒811のタイム、転倒の影響は無さそうだとこの後の決勝レースに笑顔で臨んだ。

 気温は30度近くまで上昇するも湿度が低いのでカラリとした晴天の中、午前11時15分に20周の決勝レースがスタートした。予選3番手からスタートした日浦だが、オープニングラップは5番手でコントロールラインを通過する。しかし日浦はトップを走る生形選手(スズキ)と同じ1分31秒台前半のタイムで周回、3周目には4番手に、4周目には3番手まで順位を上げる。リズムに乗れてきている、という言葉通り、その後も安定して31秒前半のラップタイムを刻み14周目まで3番手をキープする。

 しかし、15周目に関口選手(ホンダ)にかわされたあとは思うようにペースを上げられず、なかなかとらえることができない。しかし日浦は焦ることなく冷静に31秒5~31秒7のタイムを刻んで走行を続ける。 ここでトップを走行する生形選手にストップ・アンド・ゴーペナルティが科されて順位を落とす。日浦は3位に順位を上げ、そのままチェッカー。今季初の表彰台に昇った。日浦本人は悔しがっていたがキチンとその位置をしっかり走っていたからこそ表彰台を獲得できたのである。

次戦はツインリンクもてぎで開催される2&4レース。ここで良い流れを作り出すことができた日浦とチームは、マシンのセッティングをさらに詰めて次戦もてぎに臨む。

日浦選手コメント
「昨日の転倒後、チームに夜遅くまでマシンを修復してもらい、おかげで影響なく走行することができました。スタートして序盤はトップ争いに絡めたのでこのままレース終盤までついて行きたかったのですが、関口選手に抜かれてからはペースをあれ以上上げる事ができず逆に引き離されてしまい、とても悔しいです。ですが、SUGOに来てからマシンのセットが詰まってきて、流れも良くなってきていると感じています。次戦はもてぎの2&4ですが、今回のセットの方向性で詰めていけば前戦よりは上手にまとめられると思います。もてぎを上手く走ることができればその後の岡山でも決まると思うのでとても重要なレースになると思います。自分のメンタル的にも上向きに来ているのでこのリズムを崩さず次戦もてぎでキッチリ決めて後半戦に臨みたいと思います」

DATA-2016.6.26 Race

6月25日(予選) - 日浦大治朗、今シーズンベストグリッド・予選3番手から決勝レースに臨む

全日本ロードレース第5戦が宮城県:スポーツランドSUGOで開催された。第4戦オートポリスが熊本地震の影響で中止となったため今大会が3戦目となる。今シーズン、今ひとつリズムに乗りきれない日浦大治朗であるが、6月15日16日に行われた事前テストでは初日(ドライ)3番手、二日目(ウェット)トップタイムを刻み、良い流れのきっかけを掴んだようである。

 梅雨時らしい不安定で湿度の高い天候となったレースウィーク。金曜日に行われたART合同走行は朝方まで降っていた雨は9時前には上がり、1本目の走行はハーフウェット路面。日浦は1分41秒537の11番手。午後に行われた2本目はドライ路面となり日浦は1分31秒703の4番手と手応えを感じていた。

 迎えた公式予選、事前の天気予報では本降りの雨であったが曇り。しかし前夜からのまとまった雨の影響で路面はなかなか乾かず、J-GP2クラスの公式予選はまたもやセミウェット。レコードラインは乾いてきたので各車ドライタイヤでのアタックとなった。日浦は5周目に31秒台に入れ、さらに7周目に前日のタイムを上回る31秒345に入れる。そして12周目に1分30秒718、従来のコースレコードまでコンマ1秒にまで近づくタイムで3番手に浮上する!
それでもまだタイムを上げられると確信した日浦はタイヤを替えて再びコースイン、タイムアタックを図ったがSPインコーナーで転倒を喫してしまう。幸い身体にダメージはなくピットに戻った日浦。今シーズンベストグリッドのフロントロー・3番手で明日の決勝レースに臨む。

日浦選手コメント
「自己ベストタイムを出した後も、まだ詰められると確信していたのでタイヤを交換してタイムアタックに入ったのですが自分のミスで転倒してしまい、チームに迷惑をかけてしましました。(高橋)裕紀さんの分も自分が頑張らなくては、という気負いもあったかもしれません、反省しています。事前テストから良い流れができたと手応えを感じています。ここSUGOは好きなコースと言う事もありますがここまでリズムに乗れなかったのでSUGOから挽回したいと思います。」

DATA-2016.6.25 Qualifying

データ
レース:2016年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 ツインリンクもてぎ
クラス:J-GP2
予 選:5月28日(土曜日) 13番手
決 勝:5月29日(日曜日) 4位
天 候:予選/晴れ  決勝/晴れ
場 所:栃木県 ツインリンクもてぎ(1周=4.801km)

5月29日(決勝) - 日浦大治朗、我慢のレースで4位入賞を果たす

朝から好天の中、全日本ロードレース第3戦「SUPERBIKE in MOTEGI」の決勝レースが行われた。
前日までブレーキのフィーリングが決まらなかった日浦だが、チームの懸命なセットアップにより良い感触を得て朝のウォームアップ走行を8番手で終え、決勝レースに臨んだ。

 決勝レースが始まる12時過ぎには晴れ、気温も路面温度も上昇し、路面温度は50度を超え、このレースウィークで最も暑いコンディションとなった。 日浦はオープニングラップを予選と同じ13位で通過、その後は徐々に順位を上げていく。しかし朝のウォームアップで良い感触を得たブレーキに再び違和感を感じ始め、さらに路面温度が想定以上に上昇しこれ以上ペースを上げられない我慢のレースとなってしまった。

 しかし、そのような状況下でも冷静に自分にできることを考えながら集団のトップを走り続けた。日浦は今シーズンベストリザルトの4位入賞で決勝レースを終えた。上位陣のリタイヤがあったとは言え、その位置をしっかり走っていたからこその順位である。
日浦とチームは次戦SUGOに向けて新たなスタートを切り、さらに上を目指す。

日浦選手コメント
「大きくセットを変えたのでウォームアップ走行は良い感触を得ました。しかし決勝レースを走ってみると路面温度も上がったこともありセッティング的にも走り方的にもうまく噛み合わず攻め込むことができず我慢の22周でした。我慢の走りとは言え、後続のマシンに抜かれず常に集団のトップで走っていたことはこの週末唯一良かったことだと思っています。内容的には手放しで喜べる4位ではありませんが、やっと昨年と同じレベルになってきたかなという感じです。開幕戦筑波から良い流れに乗れていなかったのですが、チームスタッフが必死になってマシンをセットアップしてくれる姿を見て自分も頑張らなくてはとの思いを強くしています。次戦SUGOまでに課題を解決してさらに上の順位を目指して頑張ります。」

DATA-2016.5.29 Race

5月28日(予選) - 日浦大治朗、予選13番手から明日の決勝レースに臨む

全クラス開催となる初のレース、全日本ロードレース第3戦が栃木県:ツインリンクもてぎで開催された。モリワキレーシングはJSB1000クラスに高橋裕紀、J-GP2クラスに日浦大治朗の2クラスへ参戦する。

 ART合同走行が行われた金曜日は、朝から雨が昼過ぎまで雨が降っていた為、完全なドライコンディションにはなかなか回復せず、セッティングを詰める作業を進められずにいた。今月上旬の事前テストも天候に恵まれずドライでのテストが出来なかった事が悔やまれる。
結果ART合同走行を日浦選手は14番手で終える事となった。

 迎えた公式予選、朝のうちは霧が出ていたがJ-GP2クラス予選がスタートする10時過ぎには時より薄陽がさす天候で蒸し暑ささえ感じるほどとなった。日浦はフロントブレーキのセッティングに苦戦していた。コーナーへリズム良く入れず立ち上がり加速が延びない症状に悩まされていた。それでも改善すべくメカニック、チームスタッフと綿密な打合せを繰り返して方向性を見出している。日浦は予選13番手から決勝に臨む。苦戦を強いられているモリワキレーシングであるが、明日の決勝で巻き返しを図るべく全力で戦いを挑みます。

日浦選手コメント
「ブレーキのセッティングに苦労しています。岡山のスポーツ走行で良い感触を得たセッティングのまま持ち込んだのですが今ひとつ決まらず、ブレーキングの進入が上手く決まらないのでその後のつながりがリズム良くコーナーを曲がれません。それがパーツなのか自分の走り方なのか、チームと一生懸命原因を探っているところです。これから再度セッティングを詰め直し、明日の朝フリーで確認して決勝レースに臨み、少しでも順位を上げられるように頑張ります。」

DATA-2016.5.28 Qualifying

データ
レース:2016年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 筑波大会(J-GP2、ST600、J-GP3のみ開催)
クラス:J-GP2
予 選:4月9日(土曜日) 16番手
決 勝:4月9日(土曜日) RACE1 リタイヤ
決 勝:4月10日 (日曜日) RACE2 16位
天 候:RACE1 晴れ   RACE2 晴れ
場 所:茨城県下妻市 筑波サーキット(1周=2.070km)

4月10日(決勝) - レース2 日浦大治朗、開幕戦筑波大会を16 位で終える。

全日本ロードレースの2016年開幕戦の決勝レースが筑波サーキットで開催された。決勝日も雲は多めながら春らしい穏やかな天候で3年振りに開催される筑波サーキットでの全日本ロードレースを楽しみにしていた大勢のお客さまが来場した。

 マシンとのマッチングに悩む日浦は朝のフリー走行を58秒923で終える。午後の決勝レースまでに詰められるところは詰める、チームも日浦の走りのために懸命な作業を繰り返す。
迎えた決勝レース、予選16番手からスタートした日浦は、中団の集団に飲み込まれてしまい、オープニングラップで18位まで後退してしまう。3周目に58秒573のレースベストタイムで前を追い上げるも思うようにペースを上げることができず前の選手を抜くことができない。我慢のレース展開ながらも、レース終盤に17位、ファイナルラップで16位まで順位を上げて悔しい開幕戦チェッカーとなった。

 チャンピオンマシンMD600のポテンシャルの高さは証明されている。ほんの僅かな違いでマシンは全く違う乗り物に変わってしまうレースの世界、日浦もマシンに合わせた走りをしようと試行錯誤している。チームも日浦の走りに応えようと懸命にセットアップを詰めている。このライダーとチームの一体感があれば次戦モテギまでに課題を解決することはできるだろう。その前に2週間後の鈴鹿サーキットでJSB1000クラスへステップアップした高橋裕紀の開幕戦が開催される。
今シーズンもモリワキレーシングの熱い闘いへの応援を何卒よろしくお願いいたします。

日浦選手コメント
「あれ以上ペースを上げることができず、今までにないくらい苦しいレース展開でした。バイクのアジャストも自分の走りもどこをどうすれば良いのか、方向性は見えているのですが解決策に至らないままレースウィークに入り、決勝を迎えてしまいました。今回、メカニック、チームスタッフに助けていただいて連日試行錯誤を繰り返しましたが、結果でチームにお返しできなかったのが残念ですし、申し訳ないと思っています。
次戦モテギまでの間に現状出ている課題ひとつひとつをつぶしていき、事前テスト、レースウィークに臨みたいと思います。」

DATA - 2016.4.10 Race

4月9日(予選/決勝) - 日浦大治朗16番手予選、レース1はリタイヤ

全日本ロードレースの2016年シーズンが開幕。舞台となる筑波サーキットは2013年以来3年振りの開催。JSB1000クラスを除く全クラスで今シーズの闘いの火蓋が切られた。
今シーズン、モリワキレーシングは2014年、2015年と2年連続シリーズチャンピオンを獲得した高橋裕紀が最高峰クラス:JSB1000クラスへステップアップ。J-GP2クラスは日浦大治朗一人で闘う。

 今大会は木曜日に特別スポーツ走行が行われたが生憎の冷たい雨となり、テストにはならなかった。翌金曜日は前日までの雨も上がり、ドライコンディションでART合同走行が午前と午後の2本行われた。日浦はマシンと自分との調整がいまひとつ決まらず58秒498と思うようにタイムが上がらなかった。
公式予選が行われる土曜日も朝から好天に恵まれ、春らしい暖かい天候となった。今大会、J-GP2クラスは2レース行われる。土曜日にレース1、日曜日にレー ス2、共に20周の超スプリントレースだ。日浦は昨シーズン高橋が駆ったマシンに乗る。戦闘力の高さは証明されている、あとは自分の走りを合わせるだけだが、事前の合同テストで転倒してしまい十分に走り込むことができなかった。このレースウィークも良い流れを持ち込むことができずに悩んでいたところで公式予選。日浦は積極的に27周ものラップを重ねアジャストを繰り返す。予選は58秒342、このレースウィークでベストタイムを記録したものの16番手。気持ちを切り替えてレース1に臨む。

 午後2時30分、レース1スタート。日浦は好スタートを切り、オープニングラップで4つ順位を上げて12番手でコントロールラインを通過する。3周目には58秒359と予選と変わらないタイムで前を追いかける。6周目には11番手まで順位を上げ、これからという矢先、第1ヘアピンでフロントから切れ込んでしまい転倒。残念ながらリタイヤとなってしまった。

 このオフシーズン、日浦はモリワキレーシングのJ-GP2クラスを背負うライダーとしての自覚から自らを追い込み、ウェイトトレーニングで身体を造り、バイクの走り込みも重ねてフィジカルもメンタルも強くなっているはずだ。その自信とチームが仕上げたマシンへの信頼を基に気持ちを切り替えて明日のレース2に臨む。

日浦選手コメント
「(事前テストの転倒で)走行時間が短いというのは事実ですし、その原因は自分にあるのでチームに迷惑をかけてしまいました。このバイクは裕紀さんの車体なので戦闘力はあるはずです。しかし現在のマシンと自分の走りのマッチングができずうまく乗りこなせていないのが課題です。その課題解決のためにいろいろ試しています。
レース1では、これから追い上げよう、と思った矢先に第1ヘアピンでフロントから切れ込んで転倒してしまいました。このような状況だからこそ20周走り切ってデータを蓄積したかったのですがチームに申し訳ないことをしてしまいました。マシンを作り込む時間がなかったのは事実ですがそれを言い訳にはしたくないので、マシンに合わせた走りができるように明日のレース2は20周キッチリ走ってデータを蓄積させます。そしてひとつでも順位を上げられるように頑張ります。」

DATA-2016.4.9 Qualifying